senshu  /  ippan
 space

研究紹介 宇戸

デジタル放送からスマートデバイスまで映像通信技術の開発
宇戸 寿幸(電子情報工学専攻)

視覚から多くの情報を得ている人間にとって、映像は重要な情報です。一説によると、人間が外界から得る情報の約8割は視覚情報と言われています。そこで、映像情報を有効に利用するための情報技術が急速に発展し、高度情報化社会の実現を推進しています。私たちは、映像情報を「より高速に」「より安全に」「より高画質で」伝送するための映像通信技術を開発しています。

現在活用されている映像通信技術において基礎となるのが信号処理論です。この信号処理論に基づいて設計された機器であるDSP(Digital Signal Processor)が、テレビや音楽プレーヤーからスマートデバイス(スマートフォンやタブレット端末)や車載カメラまでを制御しています。そのため、これら身近にある製品を高性能化・高機能化するには、信号処理論の研究が必要不可欠です。

本研究室では、信号処理論におけるマルチレート信号処理を研究することにより得た知見を応用して映像通信技術を開発しています。例えば、JPEG・MPEGよりも短時間に高品質な映像を伝送できる技術や著作権情報を映像に埋め込むことにより不正利用を防止する技術を開発しています。さらに、ポリゴンメッシュで表現される三次元画像を対象とした映像通信技術も開発しています。

img1